工場倉庫の節電窓コーティング|小さなリフォームでSDGsを実・・・|志賀塗装株式会社 | 福島県いわき市を中心とした工場・倉庫・施設・店舗の屋根・外壁塗装、外装リフォーム、雨漏り工事、防水工事

志賀塗装
フリーダイヤル0120-4116-99【フリーダイヤル受付時間】9:00〜17:00

工場倉庫の節電窓コーティング|小さなリフォームでSDGsを実現

近年、夏の暑さが厳しくなったり、集中豪雨や雹が降ったり、異常気象が起こることが珍しくありません。
空調設備で対策しているとはいえ、電気代の値上がりなど工場や倉庫のような施設では、コストの影響が大きく、別の対策を検討している企業も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、窓ガラスにコーティングすることで遮熱、断熱効果が期待できる「節電窓コーティング」について、概要やメリットデメリット、施工費用の目安などについてくわしくご紹介します。

目次

1.節電窓コーティングとは

節電窓コーティングとは、窓ガラス表面に塗ることで赤外線や紫外線などをカットしてくれるガラスコーティングを指します。
夏の強い日差しを大幅にカットしてくれるため、遮熱効果があり冷房費用のコスト削減が期待できるほか、冬は室内の暖められた空気を逃がさない効果があるため、暖房費用の削減にもつながります。

(1)熱の出入りが一番多いのは窓!

工場や倉庫のような建築物で熱の出入りが最も多いのは「窓」といわれます。
夏は窓から約73%の熱が流入し、冬は窓から室内の熱が約58%流出していきます。
窓からの熱損失がこれほど大きくなるということは、夏場は冷房を使っても外気の熱がどんどん入ってきてしまいます。

また、冬場は暖房を使っても熱が外に逃げてしまうということです。
建物全体の中で、窓部分は室内環境に大きく影響するものといえます。

(2)節電窓コーティングの効果

節電窓コーティングには、空調費削減につながる遮熱、断熱効果があります。
工場や倉庫の空調が最も稼働するのは日中の時間帯であり、節電のためには、いかに稼働時間帯(ピーク時)の電力消費を少なくするかがポイントです。

夏場なら気温が上昇する10時頃から夕方までがピーク時間帯です。
最も電力消費が高くなる時間帯にピークカットできることで、空調費は約25%の削減が期待できます。

(3)節電窓を取り入れている業界と省エネ効果

節電窓コーティングを取り入れる効果は、工場や倉庫などで検証されています。
工場や倉庫などでは、明るさを確保するため窓がたくさんあるケースも多く、その分熱損失も大きいことが想定されます。
節電窓コーティングはほとんどの窓ガラスに施工が可能なため、断熱効果、遮熱効果などで、電気代が約30%削減された事例などがあります。

2.工場・倉庫で節電窓コーティングをするメリット

節電窓コーティングを施工することで、下記のようなメリットがあります。

(1)環境にやさしい! 省エネでCO2削減

窓ガラスに塗布するだけで、遮熱、断熱効果が期待できるため、環境にやさしく省エネでCO2削減にも貢献できます。

(2)従業員の熱中症予防

夏の日差しをカットすることにより、室内温度の上昇を軽減できますので、建物の中で労働している従業員の熱中症対策のひとつとして期待できます。

(3)冬場の結露抑制

断熱効果があるため、冬は室内温度が低くなるのを防いでくれたり、屋外の冷たい空気が室内に伝わるのを軽減したりするため、結露発生を抑制します。

(4)紫外線をカット

紫外線を99%以上カットする効果があるため、建物内の設備の劣化や装飾の色あせを抑制します。
また、紫外線に寄り付く虫にも効果があり、夜間に虫が集まりにくくなります。

(5)節電効果

遮熱、断熱効果により光熱費の削減につながるため、節電効果が期待できます。
電気代などの値上がりが続いている中、光熱費のコストカットが図れます。

(6)大掛かりな工事が必要ないため低予算

窓ガラスに塗布するだけの施工方法であるため、大掛かりな工事は必要なく、低予算で省エネ対策が実現できます。
電気代コストの削減などで、施工費は約5年で減価償却可能です。

(7)遮熱フィルムに比べ耐久性が高い

節電窓コーティングの耐久性は約15年と高く、遮熱フィルムの耐久性5~7年と比較すると2倍以上です。
コーティングは透明で傷もつきにくく、景観にも影響しないこともメリットのひとつです。

(8)LOW-Eペアガラスにも施工可能

施工する窓ガラスを選びませんので、LOW-Eペアガラスにも施工可能です。
なお、別のコーティングが施されている場合は、そのコーティングの種類によりご相談が必要です。

3.節電窓コーティングの工事の流れと費用相場

節電窓コーティングを施工する際の具体的な流れと、費用相場についてご紹介します。

(1)工事の流れと工事期間

  1. 油膜取り剤が付かないように、窓枠の周りや窓下などを養生します。
  2. 油膜取り剤で窓ガラス表面の汚れを除去し清掃します。
  3. 清掃後、再度窓の周りや窓下などを養生します。
  4. 密着度を高めるため、プライマー塗布します。
  5. 窓ガラス面にローラーでトップコートを塗布します。
  6. 乾燥したら養生を剥がし完了です。

トップコートはローラーで塗布するのみであるため、大掛かりな工事は発生しません。
窓の面積にもよりますが、施工期間は1日~数日で完了することが多いでしょう。

プライマー塗布とは?

プライマーとは、本塗装前の下塗り塗料を指します。
塗装工程においてプライマーは塗装面と上塗りの間に挟まれることで密着度を高める重要な役割があります。

プライマー塗布せずに仕上塗装を行うと、密着度が低くすぐに剥がれてしまう恐れがあります。
仕上塗料の耐久性にも影響がありますので、プライマーを必ず行ってから仕上げるのが一般的です。

(2)工事費用相場

約25%の節電効果が期待できるガラスコーティングの費用相場は下記の通りです。
志賀塗装では現在、無料で試せるキャンペーンを実施中しており、1㎡分を無料施工しています。ぜひお試しください。

節電窓ガラスコーティング15,000円(税別)/㎡

(3)ほかの省エネ対策商品との費用比較

節電窓コーティングの以外にも、省エネ対策商品があります。
費用がどのくらい異なるか比較してみましょう。

類似商品費用目安UVカット効果
エコガラス50,000円/㎡約80%
内窓サッシ50,000円/㎡約70%
遮熱フィルム20,000円/㎡約99%

エコガラスや内窓サッシ施工は、費用もかかるほか、大掛かりな工事になることが想定されます。
ガラスの透明度をそのままに、遮熱、UVカットに効果があり、施工も短期間で可能など費用対効果を考慮すると、節電窓ガラスコーティングがおすすめといえます。
志賀塗装では、無料の省エネシミュレーションも行っております。

工場・倉庫の節電改修に補助金は使える?

工場・倉庫などの事業用建築物にも、次のように節電改修で活用できる補助金があります。
主に、エネルギー消費効率の高い機器への設備の導入、エネマネ事業者と共同で作成した計画をもとにした効率的設備の導入などです。

先進事業補助率:中小企業10/10以内、大企業3/4以内(上限15億円)
オーダーメイド型事業補助率:中小企業10/10以内、大企業3/4以内(上限15億円)
エネマネ事業補助率:中小企業1/2以内、大企業1/3以内(上限1億円)

今回ご紹介した節電窓コーディングは、直接的には補助対象となる要件ではありませんが、補助金対象となるリフォームをご検討されている場合は、設備導入の費用の一部がまかなえるため、節電窓ガラスコーティング分の費用を捻出することが期待できます。
光熱費削減のための対策のひとつとして、窓ガラスコーティングを検討してみてもよいでしょう。

4.まとめ

今回は、省エネ効果が期待できる、節電窓ガラスコーティングについて、特徴やメリット、費用相場などについてご紹介しました。

以前よりも夏の暑さ対策の必要性が高まり、光熱費削減のほかにも従業員の健康維持においても、遮熱・断熱対策は急務です。
工場や倉庫の稼働時間への影響が少なく済む節電窓ガラスコーティングで、電気代コストの削減に取り組んでみてはいかがでしょうか。

現在、無料お試しキャンペーンを行っております。施工対応ができる窓ガラスであるかどうかも含めて、どうぞお気軽にご相談ください。